粉飾決算による実態把握(財務DD)と経営改善に向けた計画策定およびアクションプラン実行の伴走
- 業態
- 水産物仲卸業
- 売上高
- 40~50億円程度
- 支援期間
- 2024年7月~継続中
案件概要
- 伝票操作等で架空売上を計上していた粉飾決算の実情解明を目的とした財務DDの実施
- 特殊な事業性の現場理解強化による収益性維持改善に資する”勝ち筋”の仮説構築とアクションプラン化
- メインバンクの協力を調整しながら、純資産の棄損部分を埋めるべく資産処分計画を立案。関係当事者との交渉および調整支援
- 策定した経営改善計画のアクションプラン実行における伴走支援
主な支援内容
- 架空売上を計上していた粉飾の実態をできる限り解明すべく、過去のデータの解明と関係者への丹念なヒヤリング等による実態の明確化と、修正財務3表と実態純資産状況の作成を目的として財務DDを実施
- 財務DDにて解明した粉飾の仕組みと実態のBS、PL、CF状況ならびに正常収益力に関して、金融機関向けに説明を支援
- 当社の持つ事業資産と市場動向分析から”勝ち筋”を役員・社員と共に協議の上作成。計画建てに際して具体的なアクションプラン化を図る
- 保有不動産や保有株式、担保権付定期の扱い等、保有資産の中で売却等処分が可能な資産を腑分けし関係当事者と処分方針を調整支援。流動化に際しても実行や交渉を支援
- ガバナンスの強化と適切な経営管理執行の為の組織対応と管理ルール制定の支援
- 経営陣の経営執行権堅確化のための資本政策改善の支援
- 経営改善計画に記載された経営管理業務堅確化や営業人材育成・営業力強化、資産内容改善などの実行に関するハンズオンでの伴走支援を実施中