事業構造改革の取組推進、資金調達による財務安定化により、経営再建の道筋へ
- 業態
- 小売流通業
- 売上高
- 200億円規模
- 支援期間
- 7か月
案件概要
- 低収益店舗の増加や固定費率の上昇が続き赤字が継続する状況にあって、戦略の不在、経営陣のオーナーシップ不足により身動きが取れない状況
- 若手社員から中堅幹部による事業構造改革タスクフォースを通じて、店舗政策、マーケティング等の投資決定・検証メカニズムを構築、導入
- 蓋然性の高い再成長計画及び施策実行による確実な構造改革の進捗を通じて資金調達を実現
主な支援内容
- 構造改革担当執行役員、経営企画付構造改革担当が支援にあたり、経営会議、取締役会へ出席、意思決定を支援
- 4つのテーマ(経営メカニズム構築、店舗再編(撤退/集約)、販管費削減・経費構造改革、全社部門横断体制構築)をプロジェクト化し、テーマに従い、課題抽出、戦略・方向性の整理、具体施策の検討、施策実行を伴走推進
- 店舗収支・損益分岐の分析、検証。出退店基準の設計、具体化
- ECオンラインチャネルの収益性評価、不採算チャネルの閉鎖
- 早期希望退職を踏まえた組織体制の見直し検討
- 店舗在庫分析、過剰在庫・滞留在庫の把握、適正在庫水準のシミュレーションを通じた在庫補充ロジックの見直し
- 他業種とのコラボレーション・協業検討
- 過年度の事業実績の分析からプロジェクトの検討結果、試算した損益効果や必要経費を踏まえた中期事業計画の策定、意思決定機関による承認獲得
- シンジケートローンによる借入、資金調達に向けた金融機関へのアプローチ、並びに事業計画説明